--'--.--.--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007'02.15.Thu
Oh My Beck
Beckくん、最高でした・・・
彼の、しっかりと前を見据える考え方、物事の捉え方が最高です 社会学は歴史を掘り起こして、偉大な研究家の尻を追っていく様な、いわば後退の研究になりがちな気がする(もちろんそれを現代に照らし合わせるんだけども)。完全に未来を焦点としている研究は少ない。そんな中で、Beckくんはとても画期的なのだ。
彼の話の中でいくつか魅かれた点をまとめたいと思う。

*単語がところどころ英語になるけど、お許しを。私のこの日本語力で下手に訳すると意味が損なわれるので。
*単語を選ぶ、ということのすさまじい大切さを最近学んでいるカラ。

1:"Cosmopolitan sociology"
彼の目指すところその①。
そのためには a)"nation"の枠組み、概念を超える事。
       b)"global generation" = 私たち が重要。
となってくる。しかしそれは、universalでmonolithicな理論を再構築することではない。世界で「つながり」がいい意味でも悪い意味でも強くなってきている今、新しい視点、新しい方法論が必要となっている、ということ。そして、glocal generationは「分裂」よりも「交差、交わり」を進めていかなければならない。

2:"New Enlightenment"
新しい時代の啓蒙、を試みようとしている。それは私たちがCosmopolitan、地球人として共有できるrationality(理性)が必要であるということ。それに欠かせないことは、価値観や、概念の見直し(reinvention, reconstruction)。例えば、"liberty"や"democracy"といった概念を地球規模で考える事。なぜならこうした概念のギャップが対立の一因となっているから。一方の自由は他方の暴力であり、一方の民主化は他方の略奪であることがある。

3:"Risk soceity"
私たちが生きている社会。環境問題、テロ、若者の失業(雇用の不安定)など、「安心」を得る事が非常に難しい社会。
しかし大切な事は、リスクに対処することではなく、そのリスクをいかに身近に感じ、「予防」できるかということ。リスク計算が経験だけに基づいている限り、これは実現されない。
つまり、どれだけ「前」を向いていけるか、だと思う。

********************************************************
これらの理念を批判することは簡単。なぜなら、基盤となる「証明」がない理論だから。前を向く、というのはそういうこと。
●国家という枠組みを、私たちがどの程度超えられるのか。
(その概念なしでは生きることは難しいし、国はまだまだたくさんのことの基盤となって機能しているし。)
●概念の見直し、といってもどこまで妥協し交渉することができるのか。universalにならないために、どれだけの人の経験や背景を考慮することができるのか。
●cosmopolitan sociologyという理念事態がエリート理論ではないのか。どれだけの人が自分と世界のつながりを意識し行動できるようになるのか。

など、いってみれば現在の環境から見ると実現不可能のようにも聞こえる理論なのです。
とくにエリート理論ではないか、という批判は考えるべき点だと思う。確かに、毎日生きることで精一杯の人に、自分らは地球人だから環境を大切にしなさい、というのは酷である。
そこで考えるべきことは、「責任」。毎日生きることで精一杯の人がいる構造。それは多かれ少なかれエリートにある。エリートの国、エリートの個人、エリート多国籍企業。先進国・後進国という2次元では世界はもう語れなくなるだろう。アフリカにもインドにも南米にもエリートは存在する。国内にも存在するし、国外で活躍している場合も多い。その点では、世界全体がひとつの階級社会として機能している、とも見れるのではないか。自分はエリートだとは思わないという人が多いだろう、でもきっと毎日生きていくことに苦労しないんだったら世界的エリートなんだろう。
そうしたら、自分にも何らかの責任があり、行動を起こしていく主体であるべきなんだろう。

Risk societyの利点。私が思うのは、
"When one can see/imagine risks, there is always a new way of thinking."
これに尽きると思う。無知の知とは言ったものだが、知っている事が多ければ多いほど、考え方は広がる。
Beckが私たちに与えたものは、夢見がちな理論ではなく、ユートピア論でもなく、「考え方の姿勢」だと思う。
しかも彼の意図は私たちに「与える」のではなく、「託す」ことであった。だからGlobal generationの大切さを強調していたのだ。

私たちが今必要な偉大なリーダーはそういう人”たち”だと思う。
彼は63歳にしてそんな世界観を抱いているのだ。
Step forward, not backward.
Unite people, not separate them.


スポンサーサイト
2007'02.14.Wed
バースデー ミー
バレンタインですね。盛り上がってるんでしょうか??
こっちは・・全然盛り上がってないですよ バレンタインって学生時代ダケの興奮なのかな?っていうより、特定の人ができてしまうと義務っぽくなってしまう悲しいイベントのひとつのような気がして・・・
ハイ、もうちょっと乙女チックになれるよう頑張ります
・・と言っておきながら、バレンタインの夜の予定は
Ulrich Beckの公開授業に行く!!!!です正直、何よりも楽しみです。。笑
ギデンズと並ぶ、現代の偉大な社会学者です。ドイツ人、だったかな?確か。
でもRichを放っておくのも気が咎められるので一緒に来て!と懇願しました(爆笑)普段ならぜーーーーーったい、公開授業とかには参加しないであろう彼が、折れてくれました 一緒にベックの授業聞いてくれることが何よりも素敵なバレンタインギフトなの!!と熱弁したら、
普通に変子扱いされました
まあ、気持ちはわからなくもないがね。。

さてさて、8日は何を隠そう、私の誕生日だったのですおめでとーーー!
最近はほんとに、人生を早送りで生活しているが如く、1年があっという間に過ぎていきます。
メッセージをくれた皆さん、いつも覚えていてくれてほんとにありがとう みんなの誕生日はいつまでたっても覚えられない私なのにね。コレも毎年言ってますよね
今年の誕生日は、特にこれといってすることもなく、ほんとに普通の365分の1日だったんだけど。でも学校の友達がプレゼントくれたりして予想してなかっただけに嬉しかった
8日ロンドンは雪でした普段は雨は降るけど雪は全然降らなかったのに不思議と。さすがに大都会なのであまり積もりはしなっかたけど、イギリス全体が雪の日でした。
20070214191205.jpg20070214191214.jpg

昔からよく2月8日は雪の日が多かった。よく家族から、私の生まれた日は大雪で大変やったんやでと聞かされていたので、日本にいなくとも、なんとなく今年も「自分の生まれた日」を実感することができた。ほんと不思議。


次の日はRichがお休みを取ってくれて、ひさびさにのんびり平日を過ごしました。こんなおいし~~いランチを食べて
20070214191228.jpg20070214191234.jpg


初☆大英博物館に行ってみたりしたよ。
すっごく広い!天井が高い!!!きっとロンドンで室内最大のスペースだと思います。空間に癒される、というのはまさにこういうこと!右は、館内の図書館です。ステキだよねー
20070214191241.jpg20070214191252.jpg

いろいろ見たよー。ロゼッタストーンに、ミイラに。。。
ちなみに一番右は、クレオパトラのミイラだそう・・
20070214191302.jpg20070214191312.jpg20070214191320.jpg

まあ私の一番のお気に入りはこの↓わけわからん像です
20070214191329.jpg20070214191337.jpg

日本セクションもバッチリありました。北斎とか。

ナショナルギャラリーとかも行ってね。ミケランジェロ、ダヴィンチ、ゴッホ、モネ、セザンヌ・・とか色々見てきました。セザンヌはけっこう良かった!今までちゃんと見たことなくって気づかなかったけど、なかなかいいやわらかさがあります。

そんなちょっと文化的な週末でした

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。